高配当派必見 | 高配当ランキングから連続増配銘柄を紹介(2023年1月)

スクリーニング

高配当投資では、高配当ランキング上位の銘柄から選定される方も多いと思います。

すでに高配当なので、ある程度の利回りを狙っていけるためです。

また、保有企業が増配してくれると、配当収入が増加するので得した気分になります。

そのため、高配当ランキングの中から、連続増配中の企業を抽出すると役立つ情報になると考えました。

この記事では、高配当ランキング上位の銘柄から、2022年まで連続増配中の銘柄を紹介します。

利益成長が伴っているか、配当性向に余裕があるかなどの観点で選択すれば、よりよい高配当銘柄を選ぶきっかけになると思います。

【配当性向】
会社が税引後の最終利益(当期純利益)のうち、どれだけを配当金の支払いに向けたかを示す指標。70%など大きすぎると、利益が減ると、配当も減る可能性が出てきます。

売上成長中の高配当銘柄は過去の記事でもスクリーニングしていますので、参考にしてください。

データ

2014年からの財務データをIR BANKから取得しました。

高配当ランキングはYahooファイナンスの高配当ランキング(会社予想)の2023年1月13日時点での上位500社を参照しました。

その中から、

  • IR BANKに5年以上のデータが存在する
  • 一株配当が前年よりも1%以上伸び続けている

を抽出しました。

取得したIR BANKのデータの中には、特定の年度のデータが抜けている会社や、5年以下のデータしか存在しないものもありましたので、それらは除外しています。

注意点

2014年からの一株配当だけのデータを用いて抽出しているので、注意点はいくつかあります。

  • 2014年から5年以上データが存在する会社から抽出しているため、会社によって5年連続増配の会社もあれば、2014年から9年連続の会社もあります
  • 株式分割などの影響で一株配当が減ってしまう場合もあり、その場合は漏れてしまいます
  • 2023年予想はデータに含まれていませんので、すでに減配または維持の予想が出ている可能性もあります
  • 1%の増配を条件にプログラムで抽出しているため、例えば0.9%の増配は漏れてしまいます。
  • 配当性向については考慮してスクリーニングしていないので、個別に確認する必要があります。
  • 記念配当など一過性の高配当でランキング上位にいる銘柄も含まれる可能性があります。
  • 利益の安定性は考慮してスクリーニングしていないため、個別に確認する必要があります。

ランキング

順位会社名証券コード配当利回り※株探リンク
1(株)アイ・アールジャパンホールディングス60356.43%リンク
2(株)住友倉庫93035.21%リンク
3(株)スカラ48455.20%リンク
4ヨシコン(株)52804.81%リンク
5三菱HCキャピタル(株)85934.81%リンク
6MS&ADインシュアランスグループホールディングス(株)87254.77%リンク
7エクシオグループ(株)19514.53%リンク
8SOMPOホールディングス(株)86304.53%リンク
9コムシスホールディングス(株)17214.30%リンク
10東テク(株)99604.30%リンク
11パシフィックシステム(株)38474.26%リンク
12三洋化成工業(株)44714.21%リンク
13(株)DTS96824.17%リンク
※配当利回りは2023年1月13日時点の会社予想

コメント

三菱HCキャピタルや損保系は増配銘柄として有名かもしれません。

トップのIRジャパンはガバナンス系の問題を抱えており、今年の配当予想は据え置きですね。

他にも配当据え置き予想の会社や、配当性向が100%を超えそうな会社もあるので、財務状況を確認しながら購入判断に役立ててもらえると嬉しいです。

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