書籍「バフェットの財務諸表を読む力」では、財務諸表からは一貫性を読み取ることが大切とあります。
一株利益が一貫して上昇しており、営業利益率も一貫して高い企業は、今後も成長が期待できるかもしれません。
この記事では、2022年3月発表されたデータを用いて、EPS(一株利益)が5%以上の上昇を継続している会社のうち、営業利益率が10%を超えている会社を紹介します。コロナショックの起きた2021年のデータは除いています。
すでに株価が割高な銘柄もありますが、テンバガー銘柄を探すきっかけになればうれしいです。
【EPS(一株利益)】 企業の税引き後の最終利益(当期純利益)を発行済み株式数で割った指標。 割る発行済み株式数には、自己株式を含めないことが多く、自社株買いでもEPSは上がることがあります。
【テンバガー】 株価が10倍になった銘柄。バガーは野球の「塁打」を意味し、10塁打の意味になります。
データ
2014年から2022年の財務データをIR BANKから取得しました。
スクリーニング条件は以下です。
- データが欠損している年がないこと
- 2021年時点で5年以上のデータが存在すること
- 2021年度の決算を除き、5%以上の継続的なEPSの上昇を続けていること
- 営業利益率が10%を超えていること
今回は表形式で記述してみます。