書籍「バフェットの財務諸表を読む力」では、財務諸表からは一貫性を読み取ることが大切とあります。
この記事では、2022年3月発表されたデータを用いて、売上高が10%以上の上昇を継続している会社を紹介します。コロナショックの起きた2021年のデータは除いています。
コロナショック(強すぎる外的要因)を除いて考えないと、良い会社を見落とす可能性があるためです。
この記事で紹介した銘柄を参考にすることで、成長株を見つけるヒントになります。
高い成長が継続すれば、テンバガー(株価10倍銘柄)も狙えるかもしれません。
データ
2014年から2022年の財務データをIR BANKから取得しました。
スクリーニング条件は以下です。
- データが欠損している年がないこと
- 2021年時点で5年以上のデータが存在すること
- 2021年度の決算を除き、10%以上の継続的な売上高の上昇を続けていること
以前の記事では2021年版の売り上げ高が15%以上上昇している企業を紹介しました。2022年までのデータで、売上高上昇15%の基準にしてしまうと、9社しか残らないため、今回は10%の基準にしました。
基準を下げたため、前回は引っかかってこなかった企業も見つかってきています。
また、Yahooファイナンスの企業情報に過去の財務データが掲載されなくなったため、株探のリンクを載せることにします。
まだまだ規模が小さい会社が多いですが、価値のある企業を選ぶ足がかりにしてもらえればと思います。