投資するなら、売上も利益も成長している会社に投資したいです。
しかし、急成長中の企業は先行投資を積極的に行い、利益が減少していることもよくあります。
そのため、売上のみに注目して、成長性・将来性を予測するのもよいと考えました。
また、書籍「バフェットの財務諸表を読む力」では、財務諸表からは一貫性を読み取ることが大切とあります。
二年程度の比較や、平均上昇率では、一過性の成長の可能性もひろってしまうことがあります。
そのため、この記事では売上高が15%以上の上昇を継続している会社を紹介します。
この記事を読むことで、急成長企業・テンバガー(株価10倍銘柄)の探索に役立てていただけたらと思います。
データ
2014年から2021年の財務データをIR BANKから取得しました。
条件は以下です
- 途中のデータが欠損した年がないこと
- 2021年時点で5年以上のデータが存在すること
- 15%以上の継続的な売上高の上昇を続けていること
なぜ売上高か?継続上昇を見る必要あるか?
成長企業は売上・利益が上昇していることが望ましいですが、先行投資が多いと売上高は伸び続けていても、営業利益が赤字になることがあります。
売上高は企業の稼ぐ力の根源と考えています。
また、企業買収などで1年で急激に売上高が伸びるケースもあるので、平均上昇率を見ても一貫した上昇をはかれません。
そのため、この記事では売上高が継続的に上昇した会社を紹介します。
ちなみに、15%以上という数字を選んだのは、企業数リストが大きくなりすぎないためです。
- 5%継続上昇:91社
- 10%継続上昇:39社
- 15%継続上昇:19社
- 20%継続上昇:7社
リクエストがあれば、他のリストの記事も書きます。